世界情勢
ロシアは何を失ったのか?大国の条件を自ら削った国家の現在地 (2026年3月版)
はじめに ロシアは本来、大国に必要な条件をほとんどすべて持っていた国でした。広大な国土、核戦力、資源、食料、理工系の人材、国連安保理常任理事国としての地位。にもかかわらず、いまロシアは「強い国」に見せながら、その基盤を内 […]
ソフトバンク「1兆円報酬案」とは何だったのか?FT報道で見えた日米投資合意の火種
はじめに 「日本、対米貿易協定におけるソフトバンクへの1兆円の手数料に反旗を翻す」という見出しだけを見ると、日本政府が日米合意そのものに反発したかのように映ります。ですが、実際に問題になっているのは、日米の大型投資枠その […]
アラスカ原油は本当に使えるのか?日米合意の実像と限界
はじめに 日米首脳会談を受けて、アラスカ産原油の開発や調達が一気に進むかのような期待が広がっています。たしかに今回の日米合意は、日本の中東依存を少しでも下げる方向を示したという意味で重要です。 ただし、現時点で見えている […]
高市首相はトランプ氏に何を差し出し、何を留保したのか?持ち上げ発言の裏にあった日米取引の実像
はじめに 高市首相はワシントンでの首脳会談で、トランプ大統領を最大限に持ち上げました。公の場では、世界の平和と繁栄に貢献できる指導者として高く評価し、日米の強い信頼関係を強調しました。しかし、今回の会談の本質は、単なる礼 […]
沈黙するモジタバ師、負傷説は本当か?死亡説は飛躍か?
はじめに イランの新たな最高指導者に選ばれたモジタバ・ハメネイ師が、公の場に姿を見せず、声明も出さない状態が続いています。そのため一部では「実は死亡しているのではないか」という憶測まで広がっています。もっとも、現時点の主 […]
中国の煽りに日本はどう対処すべきか?沈黙でも応酬でもない対中メッセージの組み立て方
はじめに 中国の王毅外相は全人代に合わせた記者会見で、日本の台湾有事をめぐる発言を名指しで批判し、「日中関係の行方は日本の選択にかかっている」と強い調子で牽制しました。さらに直後には、台湾の行政トップによる日本訪問をめぐ […]
イランには「無条件降伏」、ロシアには制裁緩和→トランプ流ディール外交はなぜここまで歪むのか?
はじめに トランプ政権の外交は、強い言葉と大きな取引を組み合わせることで相手を動かそうとする傾向が際立っています。ところが、イランには「無条件降伏」を迫る一方で、ロシアには制裁緩和の余地を示す構図は、多くの読者にとって極 […]
「信用」を切り売りする同盟ディール、米国の同盟運用コストは長期的に国益を損なうのか?
はじめに 同盟は条約や基地協定で結ばれていても、実務を動かす潤滑油は「信用」です。ところが取引(ディール)を優先し、都合の良い時だけ協力を求める姿勢が強まれば、同盟国は協力条件を厳格化し、米国の運用コストは上がりやすくな […]
トランプ政権、ホルムズ海峡「タンカー護衛」と“戦争保険”提供へ 海上輸送の萎縮を止められるか?
はじめに 米国のトランプ大統領は、ホルムズ海峡を含むペルシャ湾周辺で商船・タンカーへの脅威が高まる中、米海軍による護衛の可能性を示し、あわせて米国際開発金融公社(DFC)に対し「政治リスク保険と金融保証」を提供するよう指 […]
中国が日本の40社・機関を名指しで輸出規制 それでも東京市場が「全面リスクオフ」にならなかった理由
はじめに 2026年2月24日、中国商務部は日本の企業・機関40件(20件は輸出禁止、20件は審査厳格化)を名指しし、軍民両用(デュアルユース)品目の輸出管理を強化すると発表しました。対象には三菱重工業やIHI、川崎重工 […]









